高校生と笑顔でハイタッチ野球って楽しいなあ!
2月18日(日)、浦安市運動公園野球場と軟式野球場で、幼児や小学生対象の「ベースボールフェスティバル」が行われた。
主催は(一財)千葉県高等学校野球連盟。
高校生が教える野球教室
軟式野球場では浦安市と市川市の少年野球チームを対象に「高校生による野球教室」が行われた。
ウォーミングアップは「ジャンボリミッキー」などの音楽に合わせたリズム体操。高校生の後に続き、子どもたちもジャンプや股割りなどの動きにチャレンジした。
「キャッチボール指導」では、膝立ちで上半身をうまく使ってボールを投げる高校生を、真剣に見つめる子どもたち。
「下半身を使わずに上半身をうまく使えるように、正しい動きを身に付けることが大事」と教えてもらう。さらに、立ち上がって「最初は近い距離でゆっくりボールを投げあい、少しずつ距離をとっていく」という、キャッチボール練習のポイントを学んだ。
そのほか、投手、捕手、内野手、外野手のグループに分かれての「守備練習」や、理学療法士による児童の肩・肘のチェックが行われた。後者は今回初めての試みだったが、特に保護者から好評だった。
参加した小学4年生男子は「高校生がキャッチボールのときの体の使い方を詳しく教えてくれてとてもわかりやすくてよかった。
ハイタッチしてくれてうれしかった」と感想を述べた。
8つのアトラクションを一緒にクリア
一方、野球場では、スタンプラリー形式で8種のアトラクションを、高校生と一緒に遊びながらクリアするイベントが行われた。
これは野球をしたことがない子にも楽しめるようにと、高校生たちが考えたものだという。
アトラクションの中で一番人気だったのは「ストラックアウト」。的当てのピッチングゲームで、ボールが的に当たるたびに高校生も子どもたちも一緒に歓声を上げていた。
また、アトラクションのほか、「ならびっこ野球」も行われた。
野球のルールを分かりやすくアレンジしたもので、攻撃と守備に分かれ、攻撃側はティースタンドでバッティングを行い、ベースを回る。守備側はボールを取ったら全員で「アウト」と言うのがルール。
バッティングの良い音と「アウト!」という元気な声が野球場に響いた。
子どもたちは高校生と一緒に終始笑顔で、野球に親しむ楽しい一日を過ごした。